2026年7月
デザインより先に
考えるべきこと
リフォームの仕事に携わっていると、様々な「デザイン」という言葉に出会います。
普段何気なく使っている言葉ですが、「デザイン」ってどういう意味なのでしょうか?
今回はそんなお話です。
キッチンや照明といった家具の「デザイン」。
外観や内観といった家自体の「デザイン」
動線や間取りの空間「デザイン」。
私たちが最新情報をお届けするチラシやWebの「デザイン」。
お客様からもよく「おしゃれなデザインの家にしたい」というご相談をいただきます。
でも、よく考えてみると「デザイン」という言葉は「見た目の良さ」だけを表す言葉ではないことに気が付きます。
最近、三島のリフォームでもブームが来ているAIに相談してみると、「デザイン(design)」は元々「計画を記号に表す」「骨組みを作る」「しるす」という意味で、頭の中にあるアイデアや目的を具体的な形にするための「計画や意図」に重きが置かれていた言葉だそうです。
この言葉の語源を知った時、「あ、私たちの仕事って、すごくデザインをする仕事なんだな」と勉強になりました。
私たちは、お客様とデザインの話をする前に、まず暮らしのお話をお聞きします。
「今のお住まいで、一番好きな場所はどこですか?」
「反対に、『ここだけは少し不便だな』と思う場所はありますか?」
そんな会話を重ねていくと、「何を選ぶか」ではなく、「そのご家族に本当に合うもの」が見えてきます。
それは理路整然とした言葉で、お客様がご説明されることはあまり多くなく、どちらかと言えば感覚的で、なんとなく日頃から感じられているものです。
私たちはそれに懸命に耳を傾け、「住まいのプラン(計画)として形にし」、「リフォームを行う骨組みを考え」、それをお客様にお返しします。
簡単に言えば、漠然とした「お客様の想いや理想」を「具体化する」、そのためにしっかりと耳を傾ける仕事なのだと思います。
その結果、収納や動線、照明や素材も、お客様の暮らしに寄り添うように少しずつ自然と形になっていくのです。
お引渡しのあと、お客様から、
「家事がすごく楽になりました。」
「家族で過ごす時間が増えました。」
そんな言葉をいただくたびに、私たちまで幸せな気持ちになります。
デザインは完成した日に感動を与えてくれます。
でも、暮らしやすさは、その先の毎日に小さな幸せを届けてくれます。
長く好きでいられる家とは、見た目の美しさだけではなく、暮らしの中で何度も「この家にして良かった」と思える家なのかもしれません。
もっと住みたくなる家を。
それが、私たちの目指す住まいづくりです。
図できコラム アーカイブ
2026年9月
- 家族構成がつくる 設計条件
2026年7月
- デザインより先に 考えるべきこと
2026年6月
- 選ばなかった 間取りに学ぶ
2026年5月
- 収納を増やしても、 片付かない理由
2026年4月
- 完成パースに 答えはない
2026年3月
- 全部やることが 正解とは限らない
2026年2月
- 図面の前に、暮らしを描く
今後の配信予定
2026年9月[配信予定]
- その要望、 未来でも大丈夫?
2026年10月[配信予定]
- 美しい家ほど、 相談が増える理由
2026年11月[配信予定]
- 「とりあえず」 が生むコスト
2026年12月[配信予定]
- 工事前に 決めておくべきこと
2027年1月[配信予定]
- それでも、 この案を選んだ理由